中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日々のつぶやき(2)

 その日その日・・なのに、毎日書くのを忘れていた。
先日、妻が三宮のオーパー2につながる陸橋の上でパッと取り出した
紙が、折からの風に吹かれて周辺にいい香りを振り撒いた。
誕生日のプレゼントにと思ってシャネルの売り場で男性用の香水が
ありますか・・と訊ねたら「ビアリッツ」という名の香水が男性用で好評です
というので、テスターペーパーに吹きかけてもらってきたの・・・ということ
だった。吹きかけてからあまり時間がたっていなかったからか、陸橋の
上で香りが大きく広がったのでびっくりした。 とてもいい香りだった。
 でも・・よく考えると・・これだけ香りが強いと室内ではきつすぎるのでは
ないか・・と懸念がある。 「こんな高価なプレゼントはいらないよ、どうせ
たまにしかつけないのだしね」 ということで・・プレゼントは靴にしてほしい
と言っている。
  妻は香水の名前が気に入ったのだそうだ。 「ビアリッツ」というのは
フランスの町の名前なのだ。 スペインの国境西の端からフランスに入った
ところにその町はある。とても優雅な美しい町だ。ナポレオン3世がお妃の
別荘を建てたことからヨーロッパの高貴な方々が訪れるようになって栄えた
町でもある。 私たちが行ったころ、まだ日本人にはあまり知られていない
場所だったのではないかと思う。 ロンドン発のツアーバスでのヨーロッパ
一周バスツアーで訪れた町だったが、とても印象に残っている地名である。
 ここで断っておくが・・私が高齢で匂うから香水をと言うわけではない。
匂いのもとになる部分(耳の後ろ、髪の毛、下半身、わきの下など・・)は
毎日のシャワーできれいに洗っている。 
 昔はアフターシェービングにBOSSを使っていたが、剃刀を使わなくなって
BOSSも使ってないが・・香水も男の身だしなみだと・・私は思っているとういう
ことを妻が知っているからだった。 だが、香水の匂いは好き嫌いがあって
使用するのが難しい。
 豪州・パースに住んでいた頃、交響楽団の年間チケットを持っていて毎月
コンサートホール(とても立派な)に行っていたが、前の席に座る女性の香水
が強すぎて辛かった。 年間シートなので、同じ人が同じ席に座るのだから、
つらいよね。  と言うこともあって、いい香りの香水は好きだが・・使わない。
 先日、我が家に来た男性の香水の匂いが良くて訊ねてみたら「サムライ」
だといっていた。 いい香りだった。