中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

教育委員会と言う所の欠点

 高槻の小学校のブロック塀の倒壊で小4の女子生徒が亡くなった。
あのブロック塀は危険ですよとアドバイスを受け、しかも念入りに後日に
地震の際のブロック塀の危険さについての文書も送付されていた。
 学校長は、他の用件で来校した教育委員会の人にブロック塀の安全を
確認してほしいと言ったのは、指摘されてから4か月後だった。
 教育委員会は担当者にブロック壁を調査させたが大丈夫というお墨付き
をあたえた。しかし検査したのは専門家ではなかった。
 最初に指摘した方は自身の際に危険だと伝えたようだが、検査をした
担当者は日常的な状態で安全だと判断したのではないか。
 ブロックを叩いて音を聴くだけで鉄筋の入り方まで分かるはずがない。
なによりも何を調べるために検査をしたのか? 検査の時に地震の際の
ことを考えていたのか・・と言うことだ。
 地震に対してブロック塀が危険だということは良く知られたことである。
小学校と言うような場所にはあってはならないものなのに、それがあったと
言うこと自体が問題なのだ。
 全国の各都道府県や市町村などの教育委員会と言うものは、教員の
古株が威張っている場所であって、生徒たちや教員たちへの愛情が薄い
人たちが多いように思っている。 ちょっと厳しい書き方をしましたが、現場を
あまり知らない人たちが教育委員会には多いのは現実である。
 教育委員会と言う組織の再編成を全国的に考えるべきでしょう。