中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

児童相談所は名称変更して適材適所の配置を

 船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が虐待を受けて死亡したとされる事件では、児童相談所(児相)が
何度も関わっていながら、小さな命を救うことができなかったと専門家は指摘している。
  厚生労働省によると、虐待が疑われるとして全国の児相が2016年度に対応したのは12万
2575件に上るがこのうち虐待で亡くなった子は408人もいる。
約4人に1人は、児相が関わったことがある子どもだったようだ。
 ずっと以前から児童相談所の名所変更をと書いてきた。私自身、15歳の秋に児童が相談する
所だと思って児童相談所を訪れてひどい目に遭ったことがある。
 そのご何十年もたってからだが、児相と言う言葉は中学生や高校生などから「トンデモない所」
として認識されていることを知った。 児相送りなどと言う言葉があるらしい。児相が良い意味で
使われることなどないというのだ。 
 高校を創設してから生徒たちの多くが児相の世話になったというか、児相で嫌な思いをしたと
言う話を聞いた。 何のための児童相談所なのか・・・・と彼らは口を揃えて言っていた。
児童相談所で働いている職員全部がいけないと言っているわけではないが、少なくともトップに
位置する人たちは児童問題のことなど知らない人ばかりではないだろうか。
 まずは組織名から変更して、適材適所の配置をすれば救われる児童が増えるはずだ。
虐待するような両親は「児相」が大嫌いな過去を持っているかもしれないし児相に相談などする
はずがない。 簡単に親にはなれるが、親になるためのテストなどあるわけではなし、無認可両親
ともいえる親が世間にはいっぱいいる。 子供たちを守るために政治家はもっと真剣に立ち上がる
べきだ。