中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

思い出に残る回り弁天さん

 歳をとると物忘れが多くなる。高齢者は子供たち(50歳台とか60歳台の)から
「親が呆けてきた」などと言われることがある。そういう子供たちの言葉に私は
叱る!! 「あなたの親は呆けてはいないのだよ、ちょっと物忘れが多くなって
来ただけなのだよ。本人に向かって呆けてきたなんて言っちゃだめだよ」と。
 私も子供たちと同居していたら「呆けてきた」と言われるかもしれない。そういう
意味では同居しない方が「呆けてきた」なんて言われなくてよいのかもしれない。
 忘れ物が多い反面、昔のことをふっと思い出すことも多くなる。脳の構造という
ものは不思議なものだ、昔覚えた童謡とか歌謡曲など、しっかり覚えているのだから。
 さて・・今日は「淡路島の回り弁天」のことを思い出したので書こうと思う。
正確なことは何も覚えていないが、「来年は弁天さんが来る」と言って、大騒ぎして
いたことを思い出したのだ。弁天さんが鎮座しているのではなく、各地を回ることに
なっていて、何十年ぶりかでわが町にやってくる・・と言う騒ぎだった。
 お祭りの日はおおいに盛り上がったことも覚えている。あの回り弁天さんは、いまも
回っているのだろうか??と、ふと、思い出したという訳だ。いまも盛り上がっている
のだろうか?と考えたりしたものだ。
 それにしても日本人というものはいい加減なのだろうか。七福神とはいっても日本の
神様は恵比寿さんだけ、大黒天、毘沙門天、弁財天がインド生まれ、布袋、福寿、
寿老人は中国生まれ。 神様と言いながら回り弁天は寺院で持回る・・・??
 信じる者はみな救われる・・・。 弁天さんを迎える、あの大きな盛り上がりのような
熱い力がいまも島内に残っているのだろうか? 因みに淡路島は小さな島ではない。
シンガポール719平方キロ、淡路島592平方キロ。