中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

明治維新は、たった150年前

 明治維新なんて・・ず~~~と前のことだと思っていた。
遠い昔に起こったものだと・・子供の時から、そう思っていた。
今年は「大政奉還」から数えて150年周年となる。
明治維新から150年だということになる。大政奉還だから
徳川幕府の崩壊の時だと考えてもよい。150年前には、まだ
ちょんまげ、2本差しの時代だったのだ。
ちょんまげ、2本差しの時代なら・・ず~~と昔のことだと思っても
間違いではないのだが…。
大政奉還後もちょんまげや2本差しが直ぐになくなったわけではない。
日本が近代化に向けて歩み出したのは明治4年の「廃藩置県」命令
のあとだとおもう。
 もう少し突き詰めると、西郷隆盛たちが始めた西南戦争(1877年)
まではまだまだ古い体制でもあった。
 西南戦争から今日まで、たったの141年なのだ。ず~~と昔の
話だと思っていたことが、わずか141年前のことだとは・・・と驚いて
いる。 どうして驚いているかだって? そりゃ・・私が生まれる78年
前のことだからです。
 私は83歳。私が生まれるわずか78年前が西南戦争をしていた
頃だなんて、遠い昔ではなかったということですね。
 だとしたら、私が生まれてから見てきた多くのことは、若い人たちのは
遠い昔のことに見えているということでしょう。
 東京や大阪も車より馬車の方が多かった。(でも地下鉄は開業していた)
空中に高速道路なんて絵空事、マンガの世界だったのに今では普通。
テレビなんて不思議の世界だったのに、今では4Kテレビ。携帯電話も
まだ30年ちょっと前だったのに、今ではスマホ。私がみてきた83年間に
世界は大きく変わりました。でも・・・大昔のことではないのです。全部覚えて
いることなのです。 あと80年後の世界は、どんなふうになっているので
しょうか。