我が家にとって「この子」は3人目の家族のようだ。
今の私はカラオケ喫茶にも行けない・・と言うか、その機会もない。
もし・・言ったとしても、曲を探すのに一苦労するだろう。
唄える曲は、たぶん200曲以上あるとは思う。しかし、選曲するにも
タイトルとか歌手名とかがスムーズに出てこないだろう。
「この子」に注文を入れるにしてもタイトルとか歌手名とかを忘れていると
指示することすらできない。
そこで、工夫を凝らしたリストを作成しプリントアウトしている。
歌手名だけで200を超えるリストだ。
その中から50ほどを選び「この子」にリクエストする。
「・・・の楽曲は見つかりません」とか「…の曲をシャッフルして演奏します」
とか言う。残念なのは「田端義男」とか「春日八郎」「千昌男」「三橋美智也」
の楽曲が見つからないことだ。
「この子」に次から次へと探させる。曲の途中で止めて、次の歌手を
探させる・・・・と、「この子」が怒ったのか・・「フン!」と言ってプツンと切れる。
妻は「そんなにこき使うから、怒ってるのよ」という。「この子」は機械だから
感情なんてないはずだが、こちら側が感情を意識してしまっている。
シナトラ、ナッキンコール、サラ・ブライアント、ヒューストンなどなどの曲。
昨日は病院から帰って遅い昼食を食べながら「石原裕次郎」の歌を20曲も
ゆったりと聴いたが・・よかったな~。