中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

野球好き(17)二刀流・大谷選手を巡るメジャーの動き

 大谷選手を巡って米メジャー各球団の動きが活発化してきた。
なにより新たなポスティングシステム協定問題だが、大リーグ機構は
12月初めに発効する見通しだと発表している。
日米は大枠で合意しており、現在は大リーグ選手会との調整段階にある。
その後、オーナー会議の承認も得る必要があり、フロリダ州オーランドで
行われる定例のオーナー会議では新協定の賛否を問う投票は実施しない。
 旧協定は10月末で失効している。
大谷翔平投手がポスティングによる米移籍には、新たな制度の適用となる。
 複数の米メディアによると、今後1年間は、選手を放出する球団が受け取る
譲渡金の上限を2000万ドル(約22億6000万円)とする旧協定の規定を
適用する方向ということで、日本ハムは大谷を放出することで22億円を受け
取ることができる。
 しかし、新協定によって大谷はマイナー契約となり、ダルビッシュや田中が
受け取ったような巨額年俸にはならないのだ。25歳未満の大谷(23歳)は、
球団と契約する場合、MLB労使協定の規定により、契約金は「インターナショナル・
ボーナスプール」の限度内という上限が設けられているからだ。
 大谷獲得を目指すヤンキースは「インターナショナル・ボーナスプール」金を
増やす努力をしており、現在は350億ドル(3億9400万円)まで使えるように
したという。
 他の球団も、「インターナショナル・ボーナスプール」枠を増やして大谷獲得を
目指しているらしい。大谷があと2年待って25歳になれば、こういう枠が外れ
ダルビッシュや田中(マー君)のような超高額年俸を手にすることができるのに、
どうして今なのだ???と、アメリカでも大きな話題となっている。
 ヤンキースのゼネラルマネージャー特別顧問をしている松井氏が「大谷をヤンキース
に迎えるために最大限の努力をする」と表明しており、ヤンキースが一歩抜け出したよう
にも思える。