中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

独・メルケル こけたら EU こけるかも

 ドイツの政権が難しい局面になっている。
もしドイツのメルケルさんがこけたら(安定を失って倒れる、転ぶの関西弁)
EUもこける・・そんな図式が浮かんでくる。
 総選挙の結果を受けてドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CUD・CSU)と
中道の自由民主党緑の党との連立を協議していたが交渉が決裂してしまった。
 CUD・CSUは第1党を確保したものの大きく議席数を減らし、これまで1議席も持っていなかった
「ドイツのための選択肢」という党が、0から94議数という大飛躍を成し遂げて第3党にのし上がった。
 ヨーロッパではこのような超右派の党派の勢力拡大の傾向にあるのは難民受け入れ反対勢力と
言ってよい。
 メルケルさんの連立工作が失敗すると、総選挙のやり直しも考えられる。
しかし、総選挙をもう一度やれば・・・ますます右派の勢力が増えるかもしれず、メルケルさんの
判断も難しくなるだろう。
 EUの大黒柱的存在であるメルケルさんがこけてしまったら、EUも共にこけてしまう可能性
だってある。ここはメルケルさんの踏ん張りどころだろう。目が離せない局面になってきた。