中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ノーベル平和賞に思うこと

北朝鮮の核開発問題もあり時を得たものだと思う。
ここで核兵器について改めて考えてみたい。
何度も書いてきたが、現在は核兵器を持つ国が増えている。
米、英、ロシア、フランス、中国、インド、パキスタンイスラエル北朝鮮だ。
イランも目指している。
 そこで、思うのは・・どうしてこんなにも核を持つ国が増えたのか・・という
ことだ。
 1945年に終戦を迎え、終戦から2か月後に創設された「国際連合」の第一回の
国連総会(1946年)の最初の議題がなんと・・「核兵器廃絶問題」で、総会では
決議第1号として「全ての核兵器及び大量破壊兵器の廃絶」を決めているという
事実を多くの人たちは忘れている。
 国連第一号の決議事項であったにもかかわらず、米国も破棄することなく、
今では多くの国が核兵器を持つに至っている。この現実をどう受け止めれば
良いのだろうか?
 世界でただ一つの原爆被爆国の日本でさえ、「核の傘」の中に入って、廃棄に
賛成していない。 このままでは、誰かが・・短気を起こせば世界破滅に向かうかも
知れないことになってしまう。
 科学の進歩は著しい。遺伝子を編集して新しい植物や動物を次から次に作っている。
それらは、すでに私たちの食卓にも取り入れられている。医療にもその技術を使う
こともできるようになってきた。 この技術を利用して遺伝子ドーピングを考える集団が
あらわれて、オリンピックなどで使われる恐れも出てきた。怖ろしいのは核だけではなく
以外に身近にもあるかもしれないぞ。