厚生労働省は、人間の免疫力を利用するがんの免疫療法について、
国の承認を受けていない治療が、全国の拠点病院でどのぐらい
行われているか調査すると明らかにしました。
このニュースで驚くことは、今ごろになってまだそんな程度の
ことをやっているのかという厚労省への怒りです。
そればかりではなく、この調査では拠点病院が対象になって
いるだけで、巷に横行している免疫療法医院やクリニックが対象と
なっていないことです。
もちろん、拠点病院で不認可の免疫療法が行われるなんて、
とんでもないことですが、調査に乗り出すということは、拠点病院
でも、怪しげな治療が行われているということなのです。
「藁にもすがる思い」の患者の気持ちは１００％理解できますが、
それを逆手にとって、怪しげな治療をしている医師が多いことも
事実なのです。
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