中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

協定書をどう読むかで判断も異なる

希望の党が候補者と交わした「協定書」が明らかになった。
枝野さんは、協定書を見て新党結成に腹が括られた・・といっている。
その協定書とは・・・

 政策協定書
 私は、希望の党の公認を受けて衆院選に立候補するに当たり、下記事項を順守すること、当選した場合には希望の党の所属する会派に所属して国会活動を行うこと、希望の党党員として政治活動を行うことを誓います。
  記
 1、希望の党の綱領を支持し、「寛容な改革保守政党」を目指すこと。
 2、現下の厳しい国際情勢に鑑み、現行の安全保障法制については、憲法にのっとり適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する。
 3、税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が全ての国民に行き渡る仕組みを強化すること。
 4、憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進めること。
 5、国民に負担を求める前に国会議員が身を切る改革を断行する必要があること、および、いわゆる景気弾力条項の趣旨を踏まえて、2019年10月の消費税10%への引き上げを凍結すること。
 6、外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。
 7、政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
 8、希望の党の公約を順守すること。
 9、希望の党の公認候補となるに当たり、党に資金提供をすること。
 10、選挙期間が終了するまで、希望の党選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。
  年 月 日
      第48回衆院選 立候補予定者(署名欄)

 この協定書を読んでどのように判断するか有権者たちにも問われている気がする。
(1)~(10)までの中で賛成できることできないこと。 それぞれの有権者たちが政治判断して
投票に向かうべきでしょう。 しかし、日常的に政治に関心がある人ならばこれらの項目を読んで
賛成、反対などの意見をお持ちでしょうが・・政治に無関心でこられた方々には判断が難しい
ことだと思います。
また新たに参政権を得た18歳の人たち・・数人ですが・・尋ねてみました。はっきり言って18歳に
参政権を与えるのは早すぎると、感じました。もちろん18歳でもしっかり考えている人たちも
います。 でも・・と思うのです。
  しかし、この協定書は、考える機会を与えてくれたようにも思います。残念なのは「原発廃止」
に、まったく触れていないことです。だから、まだ判断を下すことはできません。だれにも、どの党にも
騙されるのはこりごりですからね。
 自民党は、戦後一貫して国民をだましてきました。原発の「絶対安全」神話作りがその象徴です。
 現在景気が良い・・と言う数字にも、私は騙されません。貴重な一票を大切にします。