中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

フィギュアスケート世界選手権で思うこと

 昨日のフィギュアスケート世界選手権、男子フリープログラムの羽生結弦君は
 すごい! と言う言葉以外に見当たらないほど、凄かった! 
 世界最高の223・20点を記録しトータル321・59という記録を、次はだれがその
 記録を超えられるのか…と、思えるほどのものなのだ。羽生自身が、SPを完ぺきに
 滑り、FPで今回と同じスコアを出せば、当然ながら世界一となるのが・・楽しみだ。
 羽生のこの記録に世界の各紙が驚きの記事を書いていることでもわかる。
   宇野昌磨もは214・45点で、自身初のフリー200点超えを果たし、羽生に迫まり
 銀メダルだったのは嬉しい。
  それにしてもすさまじい大会だった。 こんなにもハイレベルの大会は初めての
 ように思っている。
 ショートプログラムでのフェルナンデスの演技が凄すぎた。
 この調子でフリーも演技されたら、だれも追いつくことはできないだろうな・・・と、
 夫婦で話し合っていた。
 「でもさ・・・フェルナンデスは、いい時と悪い時が極端だから・・ひょっとして」とも話していた。 
 結果的には、そうなった。 彼は別人のようにぐちゃぐちゃな演技になってしまっていた。
  「四大陸」の時のネイサン・チェン選手は、完璧な4回転ジャンヌを連発して優勝し、世界を
 あっと言わせた。だから、今回の選手権でももっと警戒していたが、やはりというべきか、
 そう簡単に4回転ジャンプはできないようで、今回はフリーで6回も4回転ジャンプを跳んだが
 3回は失敗だった。それでも6回も跳べるなんで・・やはりすごいし、彼は若い(18歳)から
 今後も一番のライバルであり続けるだろう。
 数年前までは、300点を超えただけで大騒ぎをしていたのに、今回は4位まで300点
 越えだ。
 世界選手権で3連覇したことのあるパトリック・チャンが4回転を2度しか飛ばなかった
 のに高得点をあげたこともすごい。ネイサン・チェンは4回転を6回も跳んだが失敗もあって
 5位に甘んじたが、3年前だったら優勝していたかもしれない得点だ。
 羽生君は「5回転もあるんじゃない?」なんて言ってるが、それは人間の限界を超えるだろう。
 どこまで進化するのかフィギュアースケートという競技。見ていて面白いけれど、やっている
 選手にとっては、過酷すぎる競技でもある。
 
1位 羽生結弦jpn日本321.59
2位 宇野昌磨jpn日本319.31
(※PB)
3位 金博洋chn中国303.58
(※PB)
4位ハビエル・フェルナンデスespスペイン301.19
5位パトリック・チャンcanカナダ295.16
6位ネイサン・チェンusa米国290.72