今後の大きな転機になるかもしれない。
4回転だけで勝負!というのは、フィギュアスケートというスポーツ
の華麗さをなくしてしまう恐れもあって好きではないが、今後は
4回転をどのように審査員が評価するか、フアンが楽しむかに
かかってくるだろうと思う。
四大陸では、ネイサン・チェンが4種類の4回転を計7本飛び、
小さなミスはありながらも全ての4回転ジャンプを着地させた。
羽生結弦は、3種類の4回転を計5本飛んだ。
宇野昌磨は3種類6本を飛んだがミスが多かった。
4回転が成功した場合の「美しさ」という点では羽生が勝っている。
芸術的な4回転にみえる。
チェンの4回転は美しさや派手さはないが堅実さが光る。
今回の宇野昌磨の場合は、安定性に欠けた。宇野はその練習量の
多さで安定度が高かったのに、最近は技にむらがあるのはどうして
だろう?
次の世界選手権にはフェルナンデスも出場するから、4回転の競い
となるだろう。フェルナンデスは好、不調の波があるが、好調時の
彼はすごいものがある。
わずか2年ほどで、こんな時代が来るとは・・・高橋君なども、早く
引退しておいてよかった…と思っているだろう。
カナダのパトリック・チャンは、4回転が苦手で、華麗なスケーティング
も高い得点には至らず、近いうちに引退するのではないだろうか。
4回転だけが勝負の決め所となってきたフィギュアスケートは、面白く
もあり、面白くもなし・・・という感じだ。
なんとか・・ほかによい方法はないものだろうか???