中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

フィギュアスケートは、4回転だけで優劣つけるだけ?

フィギュアスケート4大陸選手権の男子で、米国の17歳の新鋭
ネーサン・チェンが優勝してフリー演技で猛然と追い上げた、
羽生結弦は2位に終わった。
しかし、今回の大会をみていて思ったことは、フィギュアスケート
4回転を飛べればそれで良いのか、4回転の種類を増やして
回数を増やせば、それだけで勝てる競技なのか??という疑問が
湧いてくる。
羽生の持っているスケーティングの巧さとか優雅さなどよりも、チェン
が4回転を一度増やしたことで点差を稼いだのだが・・あんなことで
良いのか??
まあ2年前を思い出すと、隔世の感がある。
4回転が話題となり、4回転を飛べることで点数稼ぎができることを
知ってからも、選手たちは簡単に4回転を飛べなかった。
羽生、フェルナンデス、宇野選手などの努力の結果として4回転が
盛んになったともいえるのが皮肉なことだ。
そこに突如としてネイサン・チェンが登場し、なんと4種類の4回転
を飛ぶという離れ業を見せた。
今回は、なんと5回も4回転を飛んで見せた。
しかし、彼の演技をみて美しいとは思えない。優雅でもない。
フギュアという難しい競技を、誰がどのように審査し点数をつけるのか。
審査が難しいゆえに、4回転を多く飛んだものに得点を与える方が
審査員にとって楽なことなのだ。
言い換えれば審査員の能力の限界だともいえる。
映像をAIで審査してもらうしかないのかもしれない。