中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

外交用語は分かりにくい

読んでくださってる皆さんにちょっと質問です。
次の文章の持つ意味を考えてみてください。

①ある紛争で他国に対し「わが政府は自己の立場を
 慎重に再考せねばならないと感じている」

②「結果に対し責任を負わない」

  ①の場合は、今後はそちらと敵対関係に入るぞ・・・という
  示唆であり、厳しい警告を丁重に述べる外交用語だ。

  ②の場合は、そちらが引き起こす事態によっては戦争も
  辞さないぞという恫喝なのだそうだ。

①や②と比べると、トランプ大統領のこれまでの物言いは
外交的とは言い難い。好き勝手、わがままそのものの発言だった。
国内的だけではなく、国際問題に対してもはっきりものを言いすぎていた。
 今回の安倍さんとの会談では、慎重にメモを読み上げ、自己流の
表現を避けていたのは、外交について「学びつつある」ということを
現しているようだ。
トランプさんが、何度もメモを見ながら発言していたのは、就任以来
初めてのことではないか。
 だからこそ・・イスラエルのネタにエフ首相との会談を注視している。