中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

パソコンを使えない若者増加

 1昨日「がんサロン」を終えてから所用を済ませていると
帰りがラッシュタイムになってしまった。
 とても疲れていたので座る席を探すとようやく一つスペースが
あって座ることができた。
 向かいの席を見ると5人しか座っていないで、隣の人との間隔
が20センチ以上もそれぞれ開いている。
 詰めて座るという気持ちがないのだろうが、その理由はすぐに
分った。
 5人の内の一人だけがインターネットをやっている手つきなのだが、
他の4人はゲームに夢中になっている。ゲーム中は両手を使うので、
両肘を張った形で座っていて、お互いの肘が当たるのを避けている
ので、座席の部分は余裕があるということになる。
 5人全員がスマホを使っている。電車を降りる時も、スマホを見ながら
プラットホームに降りる。他人に気遣いする気持ちなんてさらさらない
様子が情けない。
 今日の朝刊を見ると、日本では若者たちがパソコンを使えなくありつつ
あるという。キーボード入力も遅く、ワードやエクセルなどの基本的な
作業ができない人が増えているらしい。
 高校生でやく30%しか、パソコンをやっていないらしい。
内閣府の調査では、アメリカでは13歳~17歳の人たちのパソコン
認識率は98%、イギリスでは12歳~15歳も調査で92%と言うから
日本の数字の少なさに驚くばかりだ。その要因はスマホに頼りすぎて
いるからだと分析されている。
 「スマホは将来日本の国を滅ぼす」かもしれない。
 コンピューターとスマホとは違うものだという認識がないと、社会では
役立たない。 教育とはなにか? 今後は日本の教育を巡って論議
起こるだろうが、役立たない教育は、教育とは言えない。
受験教科しか勉強しようとしない今の学生たちには明日がない。
もっと、興味を抱き、好奇心を高めてほしいものだ。