中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

トランプ発言の裏にあるもの

 アメリカ大統領選の共和党候補として名乗り出ている大富豪の
ドナルド・トランプ氏が日米安保条約について過激な発言を繰り
返しているが、その真意はどこにあるのだろうか。
  8月21日の決起集会で彼は2万人の聴衆を前に 「日米安保条約
規定ではアメリカは日本が攻撃されれば、日本を防衛する義務がある。
だが日本はアメリカが攻撃されても支援しなくてよい。これでよいと思うか」
と観衆に向かって叫び、会場からはいっせいに「ノー」という声が上がった。
  トランプ氏が批判したのは日米同盟の片務性である。
だが、私はこれら一連の発言に??を感じている。
なぜならば、彼は共和党の大統領候補なのだ。民主党よりは日本の自民党
しっくりいっている。
この時期に、このような発言をするのは、日本の国会で審議されている安保
関連法案に対して国民やマスメディアから大きな批判が出ているために、
自民党を擁護するもの為のものだろうと思っている。
 なぜならば、そういったことはこれまでに何度もあったことなのだ。
いわゆるプロパガンダの一種でもある。
政治というやつは、プロパガンダの共有であったり合戦であったりする。
日本があの戦争に負けたのは物量の違いもあったが、プロパガンダに負け、
暗号解読でまけたのだった。
 今は、日米は同盟国としてつながっているので、後方から安倍擁護をやって
いるのだろう。もし、安倍さんがアメリカ批判などをすれば、即座にひきずり
降ろされてしまう。
あの田中角栄氏さえ、アメリカにしてやられたのだった。