ニュースを見ていると怖ろしいです。
何が恐ろしいかというと、西側(俗に自由主義国家という)諸国の(特にアメリカの)プロパガンダニュースばかりだからです。
ロシアを、これでもかという感じで叩きのめしているニュースばかり。
ロシアだけが悪いというプロパガンダ報道に溢れています。
こういう偏った報道がまかり通る日本という国も恐ろしい。
もっと、きちんとした報道が出来ないものかと思っています。
支持率の下がっているバイデン大統領は点数稼ぎに必死です。
どこの国民も同じ傾向なのですが、防衛戦略で強気を打ち出すと人気が上がる傾向があります。
バイデンさんは、裏から喧嘩を仕掛けておいて、先に手を出したロシアを袋叩きににする手段を使っています。
あと一週間とか、あと五日以内にロシアのこうげきが始まるだろうとか、さんざん誘き出しておいて、
ウクライナに侵攻したロシアを袋叩きにする。
実は日本もこの手でアメリカにやられました。
ご存知でしょうか?
日本が満州に軍隊を送り、満州を我が物にしようとしたとき、世界中から袋叩きにされ、追い詰められた日本は真珠湾攻撃を選びました。
もちろん日本の満州への出兵は赦されることではありません。
悪いのは日本だったのですが、それまでの道のりがあります。
欧米諸国が中国を我が物顔で食いちぎる様を見ていた日本がその傾向に遅れじと真似た結果が満州出兵に繋がった。
ウクライナの場合は、英米の誘惑にのってNATOに擦り寄ったために、ロシアの国家防衛を危うくさせ、焦ったロシアがついに侵攻に踏み切ったという経緯がある。
誘い出したのは米英なのだが、プロパガンダ(戦略的報道)に気が付かない多くの人達はロシアだけを悪者にしてしまう。
世の中を広く正しく視ることができる人は少ないのです。
こういう機会に、世界地図を広げ、できれば地球儀を觀ながら、地政学的に世界を見ようではありませんか。
そして、プロパガンダの恐ろしさも学びましょう。
かつて国民政党時代の中国が、日本軍がやったと謂う悪事の写真がニューヨーク・タイムズに掲載され、それがきっかけでアメリカに反日本旋風が起るきっかけになりました。
後日、その写真は、日本人でなく、嘘の作り話だったと判明そています。
プロパガンダという言葉は、その写真一葉でさえ大きな目的を達したということで蔣介石は褒められたものです。中国を救ったプロパガンダ写真として有名な話です。