したとみられるが、学校も教育委員会もすっきりした態度を示していない。
ハッキリ言って、いじめのない学校なんて皆無と言ってい。
子供とは精神的に成長していないものなので、自制心が働きにくい。
子供の心には悪魔が住んでいるという表現もあるぐらいなのだ。
今回の場合は、担任と生徒との間に連絡帳があったのに、それを生かし
切れていなかった。
これは、担任個人の問題なのか、学校全体の体質的問題なのかを
今後は見定めていかねばならない。
担任が学年主任や教頭、校長にはっきり言えない「体質」があったと
私は考えている。
学校に悪質ないじめがあると分った時点で、教頭や校長の首が危うくなる
ということで、いじめ問題や教師の暴力行為もを隠しておく体質がある。
近々なことでいえば、神戸のあるブランド的な中学校で、教師が生徒の
胸ぐら捕まえ壁に押し付けて殴ったという事件があったが、もちろん教育委員会
にも知らされないままに、消し去られた事実がある。
生徒同士のいじめの場合は、教師が「見て見ぬふりをする」ことが多い。
生徒は、そういう教師の体質を見抜いている。
原理原則を守れる教師は少数派と言ってよいだろう。
誰もが、保身に走ってしまうのだ。
だから、校長に大きな権限を持たせて問題解決を図るべきなのだが、
公立校と言うのは、それが難しいようだ。
校長から担任まで、教師の質が落ちていることを親たちは知るべきであり、
教師に「しつけ」を押し付けている現状を改めないといけない。
しつけは、家庭でやるべきもので、学校に任せるものではないからである。