中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

岩手県の「いじめと自殺」について


 岩手県矢巾町で町立中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺
 したとみられるが、学校も教育委員会もすっきりした態度を示していない。
 ハッキリ言って、いじめのない学校なんて皆無と言ってい。
 子供とは精神的に成長していないものなので、自制心が働きにくい。
 子供の心には悪魔が住んでいるという表現もあるぐらいなのだ。
 今回の場合は、担任と生徒との間に連絡帳があったのに、それを生かし
 切れていなかった。
 これは、担任個人の問題なのか、学校全体の体質的問題なのかを
 今後は見定めていかねばならない。
 担任が学年主任や教頭、校長にはっきり言えない「体質」があったと
 私は考えている。
 学校に悪質ないじめがあると分った時点で、教頭や校長の首が危うくなる
 ということで、いじめ問題や教師の暴力行為もを隠しておく体質がある。
 近々なことでいえば、神戸のあるブランド的な中学校で、教師が生徒の
 胸ぐら捕まえ壁に押し付けて殴ったという事件があったが、もちろん教育委員会
 にも知らされないままに、消し去られた事実がある。
 生徒同士のいじめの場合は、教師が「見て見ぬふりをする」ことが多い。
 生徒は、そういう教師の体質を見抜いている。
 原理原則を守れる教師は少数派と言ってよいだろう。
 誰もが、保身に走ってしまうのだ。
 だから、校長に大きな権限を持たせて問題解決を図るべきなのだが、
 公立校と言うのは、それが難しいようだ。
 校長から担任まで、教師の質が落ちていることを親たちは知るべきであり、
 教師に「しつけ」を押し付けている現状を改めないといけない。
 しつけは、家庭でやるべきもので、学校に任せるものではないからである。