中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

世代と言うもの

 世代と言うものは、見事なほどはっきり分かれている。
 一口に団塊の世代などと言うが、団塊の中でもいくつかに
 分けられるのではないか。
 私と15歳~25歳違う人たちとの付き合いは、それほど多くはないが
 幾人かいる。
 教養のある人たちばかりだ。
 だが、原発問題や戦争に関する話になると世代の違いからか、まったく
 歯車が合わなくなってしまうのだ。
 この2点以外の話なら、ほとんど話題を共有できる。意見は違っても
 それを話題にして話し合えるのだ。
 ところが、戦争に向かっているかもしれない今の政治問題になると
 「どの国との戦争を想定しているのか、戦争なんてありえないでしょう」
 ということになって論争にもならない。
 歯車が合わないというのはこういうことなのだと思う。
 戦争を知らない世代の人たちにとって、どこの国と戦争するの、
 戦争なんてやったらおしまいでしょう。だから、やるわけないでしょう、と
 考えるようだ。
 これまでの戦争が、どうして始まったのか・・それを知らないわけは
 ないとは思うが、それを知っていれば、戦争なんて、いつ起こっても
 不思議ではないのだが・・やはり世代の違いだと思うほかないようだ。
 中国や朝鮮に日本と言う国が行ってきた多くの野蛮行為は、長い期間
 に亘って恨みを残しているだろう。
 恨みが形を変えれば、何かが起こる可能性もある。こんなことを書いても
 たぶん、ぴんと来ないだろうなとは思うが。その流れの線上にあること
 だけは覚えておこう。