御嶽山が噴火する前の日の深夜。
金曜日に放送されたNHKスペシャル巨大災害第4集」の
火山大噴火を観ていた。火山の大噴火はどんなに恐ろしいかを
知らされた。
それだけに御嶽山の噴火は私たちが番組を観て12時間後に
起こったということで、とてもリアルな感じがした。
今回の御嶽山の場合は巨大噴火ではなく、水蒸気爆発と
いうもので、夜中とか早朝に噴火が起こっていれば、このような
多数の被災者が出なかったはずであり、単なる噴火か・・・という
程度の思いで終わっていたかと思われる。
しかし、絶好の好天気の上に日曜日、正午前という、最も登山者が
多かった時間に噴火しただけに、気の毒でならない。
「地獄のようだった」という被災者の表現がよく伝わってくる。
若い年代の人が多く、ご家族の思いやいかばかりかと思う。
亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、未だに確認され
ないままに山に残っている方々のご家族には心から寄り添ってあげたい
と思う。