中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「記者クラブ」という存在・情報は上からの垂れ流し

 毎日のように社会は動いていますね。
 今はTPPなどがとても大事な時期ですが、メディアはなぜかあまり
 書きません。
 これまでにも何度か書きましたが、日本には世にも不思議な「記者クラブ
 と言うものがあります。世界的に(アフリカのある小さな国以外)他にはない
 習慣なのです。
 政府や省庁だけでなく、例えば兵庫県庁にも神戸市役所にも記者クラブ
 あります。県庁の場合などは・・たぶん・・・ 30社程度の記者がいるでしょう。
 (確認していませんが・・)
 警察の発表も同じく記者クラブを通じて行われます。
 はっきり言えば、日本のメディアは、上からの情報をそのままに書いていると
 いうことです。記者が自分で歩いて得た情報はあまり多くはありません。
 外国の情報も外国の通信社から情報を買っているので、読み比べると分り
 ますが、各新聞が同じような記事を掲載しています。
 この外国の大手通信社と言うものを経営しているのが、ある国の人たちという
 ように偏っていますから、例えばイスラム側の正しい情報なんて流れてこない
 システムになっています。外国の大手通信社から流される情報は、すでに
 セレクトされていて、公平なものとはとても言えないのです。
 週刊誌の中には「記者クラブ」に入れてもらえないものもあり、このような
 雑誌の方が「本当のこと」を書いていることも多いものです。
 ですから、新聞やテレビを見る場合、「何が本当か」を考えることも大切でしょうね。
 この「記者クラブ」と言う存在がなくなれば、新聞社はつぶれてしまうでしょう。
 ですから、新聞社やテレビ会社は、既得権を必死に守っているというわけです。
 世界的にも珍しい、とても古い体質の記者クラブ制度から、変わらないと日本の
 マスメディアは変われないと思います。
 国民は、本当のことを正しく知りたいと思っていますが、なかなかそうはなら
 ないようです。