中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

後鼻漏、副鼻腔炎と喘息管理

 
 副鼻腔炎の持病を持っている人は後鼻漏(こうびろう)になりやすい。
後鼻漏とは、その名の通り、水鼻や痰様の鼻水が喉に落ちる症状で、
膿性痰、慢性気管支炎、肺炎、食道炎、慢性胃炎などの原因にもなる
ことがある。
 私の場合、副鼻腔炎を持病として持っていましたが、これまで後鼻漏
にはなったことがなかった。
 昨年11月末、突然に後鼻漏が始まった。たぶんその4日前に
ランクルームの片づけをした際に、何かのきっかけを作ったのでは
ないかと思っている。
 埃や、カビなどがあったのかもしれない。
喘息の持病を持っている私の場合は、副鼻腔炎の症状が起こると
ぜんそくも悪化する。
実は、ぜんそく患者の9割もの人は鼻に問題を抱えている人たちなのだ。
今では、そういうことをほとんどの医師は知っているが、25年前に私が
質問した数人の医師は笑って相手にしてくれなかったものだ。
医師より患者の方が、わかっているケースは多い。
自分の病気だから丁寧に観察しているからだが、医師は学会などで
発表されない限り、新しい医療を考えないところがある。
 さて、後鼻漏はとても厄介だ。私の場合、左右両方に大きな鼻茸を
持っているだけに(鼻茸も副鼻腔炎から起こる。私の場合はステロイド
試用期間が長いために手術を拒否されている)鼻をかんでもすっきりと
出てこない。
 喘息の悪化で、クリニックの医師は抗生剤の点滴と処方をしてくれたが
1週間たっても全く改善しない。
耳鼻咽喉クリニックへ行けばよいのだが、インフルエンザの子供患者が
多く、感染を恐れるあまり近づけない。
 それでも耳鼻科で鼻の奥を吸引してもらった。1週間吸引を続けて
楽になったところで、鼻洗浄器を買って洗浄をしたところ急速に良くなった。
 ところが、1週間前からまたまた後鼻漏が始まった。インフルエンザの
猛威が報じられていたので、今回も抗生剤の点滴、処方を受けたが、
たいした改善は見られない。
鼻洗浄を1日2度やることで、治りはしないものの、鼻の奥がすっきりし
乾燥してきた。
 かなり改善するまで9日間。ここで耳鼻科で吸引していただいた。
前回と違って、黄色い鼻汁のようなものがなかったのは鼻洗浄の効果
だろうとおもう。
 患者が、それぞれのクリニックを使い分けて、やっと治癒に持って行ける。
本来は、一つのクリニックで解決できるはずなのだが、それが不可能の
ようだ。
 たぶん、病院へ行っても同じではないかと思うのだが、担当の医師の
能力とも関係があるかもしれない。
          後鼻漏になると感じる不快な諸症状
※ 水鼻および粘性の鼻水が喉に流れ落ちる、または張り付いて不快。
※ 痰や塊が喉に張り付いて、なかなか外に吐き出せない。
※ 鼻水が喉から気管に入り喘息を悪化させる。
※ 睡眠中に後鼻漏の症状で十分な睡眠がとれない。