中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

81歳じじい・懸命の体調管理(2)

  先日風邪を引いたと書いてご心配をおかけしましたが、
 こうしてブログを書いていると「ああ・・もう治ってきたのですね」と
 思ってくださるだろうと思っています。
 結局、木曜日に眼科受診から帰宅してから、金曜日は約2時間を除き
 ベッドに、土曜日は3時間ほどを除いてベッドに、昨日の日曜日はほとんど
 日常的なほどに戻っていましたが、今日は起床してから一度もベッドに
 戻ることはなくこうして書いています。
 4日間ほどの内、2日間ほど寝込んでいたことになります。
 5日前に測った体重が、僅か5日間で2キロ痩せていました。
 体重って不思議ですね。木曜の夜以外はちゃんと食べるようにしていましたし、
 その間、いつもは出るはずのものがほとんど出なかったのに、どうして体重が
 減るのだろう?
 今回の風邪の場合、インフルエンザではなかったが、何らかの菌が体内に
 入ったことは確かなのだ。その証拠に色の悪い痰が、水曜日辺りから続いていた。
 これは多分、好酸球菌性副鼻腔炎の悪化によるものだと判断して、年末に
 もしもの時にと医師からもらっておいた抗生剤を木曜日から服用始めた。
 結果的には、この判断が正しかったようで、痰は9割減少している。
 私の場合だが、ティッシュペーパーの使用が多くなると「要注意」である。
 好酸球菌性副鼻腔炎が喘息を起こしているのだし、そのために服用している
 ステロイド錠が肺塞栓症を引き起こしている。
 若い人たちに伝えておきたいことがある。
 それは、副鼻腔炎を持っている人たちは、喘息になりやすいという常識である。
 今では常識だが、30年前に母の付き添いで病院へ行った際、医師に「母の
 ぜんそくの原因は副鼻腔炎が原因ではありませんか。そちらの治療に重きを
 おいていただけませんか」と申し上げた時に医師から私の提案を一笑された
 ものだった。
 私の直感が正しかったのだった。
 その後、私も60歳になってから喘息になった。豪州の医師に同じことを言った。
 豪州はぜんそく患者が多いことで知られているが、不思議なことに日本と
 違って「鼻の悪い」人が少ないのだった。それ故にか、豪州の耳鼻科は、特殊な
 部分で世界的最高医療をうけることができるが、副鼻腔炎ーー喘息という
 概念は薄いらしい。
 そういうことも念頭に入れておきながらも、日本人であり、日本の住んでおられる
 方は、副鼻腔炎の徹底的治療を心がけていただきたい。
 「風邪は万病の元」と言われるが、『副鼻腔炎は万病の元』と言い換えてもいい
 ぐらいである。
 昨年7月に難病指定された「好酸球菌性副鼻腔炎」は、まだ医師にもこの病気の
 厄介性に気づかないでいる人の方が多いだろう。だからこそ、皆さんの記憶の
 中に入れておいていただきたい。