中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍さん・牙剥き出し開き直り

 集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈変更をめぐる安倍首相の国会答弁は
大きな問題を含んでいる。
 12日の衆院予算委員会での発言で、首相は解釈変更について
「政府の最高責任者は私だ。政府の答弁について私が責任を持って、その上で選挙で
審判を受ける」と強調した。
 この発言は、「選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解でき、その時々の政権が
解釈を変更できることになる」ことにつながる危険さを感じる。
 選挙に勝てはそれでよい、何でもありだという考え方は恐ろしい。民主主義の考え方
に偏りが見られて、安倍首相の今後の動向に注視しなければならないと思ってしまう。
首相が、国民に訴えたうえで選挙に勝てば、その主張が認められたと解釈し、首相の
思うとおりに憲法解釈もできるというのは、なんと恐ろしい発想だろうか。
 かつて、こういう人がいたから、日本は負け戦をやってしまったことを忘れないでおきたい。