中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

WBC&女子ゴルフ事情は6年前と変わっていない

 この記事は6年前に書いたものです。
もうすぐ・・あと2ヶ月ほどで第3回WBCが開催されます。6年前に書いたものを
読んでみて、WBCだけではなく、女子ゴフル界の事情もあまり変わってないことに
驚きます。みなさんが読まれて、どんな感想をお持ちになるのか興味深いですね。
 
 JAニュース新聞    なんでも ホンネ・コラム    
  2006年5月号「韓国について思うこと」
 
3月号でWBCについて書きました。世界野球選手権大会とでも言うのでしょうか。大方の予想とは違って、この大会は大成功を収めました。ご存知のように日本が世界一にも輝きました。この大会は3月号に書いたようにアメリカ主導型で計画され、大会利益金の大半もアメリカが取れるようになっています。審判もアメリカ主導の上、大リーグの審判は参加しないで、下部リーグの審判によって行なわれたために多くの問題ジャッジがありました。組み合わせもアメリカ有利になっていたのにアメリカは予選で敗退するという番狂わせが起こってしまいました。結果的には、ミスジャッジもアメリカの予選敗退も、韓国による日本の連敗もこの大会を盛り上げることに大きく貢献しました。何が幸いするかわからないというパターンでした。
それにしても、薄氷を踏むような決勝進出の日本が、決勝でトーナメントでは目の覚めるような活躍で優勝したのですから日本中が沸きました。
日本に連勝しながら、決勝トーナメントで破れた韓国の監督は偉大でした。彼のステートメントは「我々は、野球をアメリカと日本から学んだ、まだまだ彼らのほうが上である」とか「韓国は素晴らしいチームを作った、しかし我々はこのチームを作るだけで精一杯だが、日本は同じようなチームを三つも四つも作るだけの人材を持っている」と。「スポーツマンシップとは、負けた時の態度に表れる」と言われるが、その意味においても韓国チームの監督は立派だった。それにしても韓国の野球は強くなったものです。
しかし、そのあとがいけなかった。韓国の野球界や政界から、「今年の秋に日韓で決勝戦をやろう」という呼びかけがあったからです。負けず嫌いの韓国の国民性が出ているといえばそれまでだが、ここはきれいに引き下がって欲しいものだと思います。
韓国を悪く言うつもりはさらさらありません。それより韓国の素晴らしさを書きたいのです。以前、韓国の映画、テレビドラマなどが世界にはばたいているという事を書きました。車はまだまだ日本には追いつけませんが、家電業界においては素晴らしい進出をして、日本がたじたじとしているのが現状でしょう。
女子ゴルフ界に至っては飛ぶ鳥を落とす勢いなのです。日本でも女子が注目され、三,四人のピチピチしたプロゴルファーの進出で沸いています。しかし、韓国のそれは桁外れなのです。先日行なわれたアメリカのメジャー大会「ナビスコカップ」の予選通過者はアメリカ選手の23名が最高で、韓国選手が21名と続きました。日本選手の予選通過者は2名でした。日本人は未だにメジャー大会を制していませんが韓国選手はすでにいくつものメジャー大会に勝っています。
バレエダンスの世界では、アジアでは日本が独壇場でした。スイスのローザンヌで行なわれるバレエの登竜門であるコンテストを私は毎年ビデオで見ています。以前はアジアからは日本人がほとんどを占めていましたが、最近3年ほどは韓国、中国からの参加が多くなって、大きな賞も持っていかれてしまうことが多くなってきました。中国は人口が多いから今後素晴らしい人材を輩出してくるのはわかりますが、人口の割に韓国の人材の世界への進出は目を見張るものがあります。冬季オリンピックでも韓国は、6つの金メダルを含む11個のメダルを手にしました。一体この違いがどこからきているのでしょうか。兵役免除ということもあるでしょうが、「ああ楽しかった」と言った日本のオリンピック選手と何かが違うのかもしれません。