いま、私は第3の人生を生きている。
第1の人生は、生まれてから57歳までを、このブログのこの欄の「私流生き方」に
綴ってきた。
第2の人生は、57歳から、カナダ(バンクーバー)そして豪州のパースへと
移住して、2005年に帰国するまでの15年間である。
2005年に帰国してからは、第3の人生を歩んでいる。
さて、(23)からの続きを書こう。
パースに移住して半年ぐらい経ったころに「日本クラブ」に入会した。そして、
そこで、さまざまな話を聞く羽目になった、と言うことをこれまでに書いてきた。
何より嫌だなと思ったことは、同じ日本人が、金欲しさに同胞を騙すという話だった。
前にも書いたが、私は騙された方も悪いと考えrている。身も知らぬ人を、同じ日本人
だからと言って信用して騙されるというのは、ちょっとお粗末すぎるからだ。
外国に移住しようと思うのなら、最低限の英語が必要だと思うのだが、騙される
ような人は、そういう気持ちがない。なんとかなるという安易が気持ちが強いから
騙される結果になるのではないだろうか。
いろんな内容については、ここでは一切書けない。今もなお住んでおられる方が
多いし、個人情報でもある。
とにかく、思わぬ問題に首を突っ込まざるを得なくなって、つらい思いをしたことは
確かである。 そういう中で、総会が開催された。すでに前会長から次期会長へと
お膳立てが出来あがっていたようだったが、一人のメンバーが「中原さんを候補者に
推薦します」という発言で無投票から投票へと変わった。
結果は、私が新しい会長に選ばれた。すでに路線が敷かれていただけに、前会長
一派からは疎んじられた。 入会して半年の私に会長をと投票してくださった方々の
思いが私には理解できた。
ここ2年間に及ぶ泥合戦のような事態を、なんとか解決に導いてほしいという期待が
私に与えられたものだと思った。