中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

英語と国語

表題ほど偉そうなことを書く気は毛頭ない。
しかし、最近戸惑うことが多いので書いてみたくなった。
どこでも、だれでも・・・・と言う感じで聞かされるのが「・・・をしてもよしいでしょうか」
「・・・・・させていただいても、宜しいでしょうか」
 などと言う言葉である。
いろんな場面に使われるので、恐らく誰もが経験しているだろうが、違和感を覚える
人は少ないのだろうか。
私は、ものすごく違和感を覚える。嫌である。聞きたくないと思う。
この言葉は、たぶん「 MAY I 」 という英語からきているのだろう。
英語では正しい使い方である、丁寧な言い回しである・・・・が、しかし、どうして
日本語に直訳のような形で入ってきたのだろうか。
釣銭の渡し方も外国流になってしまった。
1万円札を渡すと「1万円から入ります」などと言う。どこに入るのかと思ってしまう。
5500円のお釣りの場合には、「まず大きい方から」と5千円が手渡され、次いで500円が
手渡される。これは、明らかに欧米スタイルそのものである。
外国旅行や、留学をするのは良いが、日本古来の文化をいとも簡単に崩さないでいただきたい
と願っている。
言葉は、何よりの文化である。
「Ⅰ万円お預かりいたします」「5千500円のお釣りでございます」の方が、聞き良い。
「・・・させていただいても、宜しいでしょうか」と言われると「宜しくありません」と言いたく
なってしまう。
こんな言い回しをなんとかやめてほしいと願うが、これも時代の波だとあきらめるしかないの
だろうか。
こんな言葉を持ちこんだのは、留学経験のある女性に違いないと勝手に決め込んでいる。
若者男性が「草食系」などともてはやされているようで、実はバカにされ、今では女性上位の
世の中である。留学経験のある女性上司が使うように指示したに違いないと、思っているが、
違ったらごめんなさい。