中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

宗教を考える

宗教について気軽に考えてみよう。
例えば、イエス・キリストキリスト教信者だったのか? こたえはノーである。
イエス・キリストユダヤ教信者であった。彼に教わった多くの弟子が後にキリスト教
起こしたのであって、イエス・キリストユダヤ教信者であったのだ。
 
外国に行くと、自分の身分を書かされる機会が多くなる。そして必ずと言ってよいほど
「あなたの宗教は」と問う欄がある。
誰だったか忘れたが、ある著名な方が留学した際に、この欄に「NO」と書いたところ、
現地の友人から、どれでは誤解を生むから何か書けと言われたと言う。
欧米で「宗教をもたない」と言うことは、生きる上でのよりどころの持たない頼りない、
信頼できない人間だと思われるからである。
 
話しが飛んだので元に戻そう。
分かりやすく簡単に言うと、ユダヤ教のバージョンアップがキリスト教で、そのまたバージョンアップが
イスラム教である。この三つの宗教は兄弟宗教なのである。
いずれも砂漠の真ん中で生まれた宗教らしく「絶対宗教」といわれる。日本のように何でもアリではなく、
偶像を認めない厳しい宗教なのだ。
砂漠の夜は星しか見えない。その中で生まれた宗教だけに、他の存在を認めないのだろう。
兄弟と言うものは仲が悪い。この場合も同じように仲が悪いことで知られる。
狭いエルサレムにおける争いは、世界をも揺るがせるほどのものなのがご存じのとおりだ。
 
さて、仏教の話しをしよう。ここで急用が出来たので、明日にしよう。