中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

タンパク質を考える(23)マグネシュウム

 米を精米したために失われるのはビタミンB1だけではなく、

ほかのビタミン類、マグネシュウムなどがあります。

 マグネシュウムは、体を構成する、一つ、一つの細胞の活性に

関わる最も重要な栄養素の一つです。

 疲労という現象は細胞の中に必要な栄養素が失われ、逆に必要としない

物質が増えた結果、エネルギーが十分に作り出せない状態ともいえます。

 だから玄米を食べなさいと、わたしは言わない。何の抵抗もなく食べられる

人は食べたほうがよい。 しかし、ずっと玄米食を続けながらも、病気になった

人が多くいることも知っています。

 私自身は、15歳までは麦が半分混じった「麦飯」を食べていて、16歳の

時に雇っていただいたお家で毎日、それまでに食べたこともない美食を食べさせて

頂いた。身長が一年で15センチも伸びたのは、精神的にリラックスできたのと、

このお家の食事のおかげだと、いまも角田さんに感謝しています。

 私はこれまでの89歳を通して言えることは、野菜をたくさん食べたという

ことぐらいでしょう。 ベジタリアンではありません。なんでも食べますが、

肉だけ、魚だけという食事は避けて、野菜がいっぱいという食事がすきなのです。

 そういう意味では、味噌汁というのはとても便利な食べ物と言えます。余り物の

野菜を入れれば簡単に作れるからです。

 炒め物もよいでしょう。わたしは、オリーブオイルを少しだけ入れて炒めます。

 油の取りすぎには気を付けています。

 3年前、偽関節で、座ることも立つことも出来なくなって、食べることが大好き

わたしが食べられなくなって激やせしました。 そんな時に孫娘が健康補助食品

という、チューブ入りのものを持ってきてくれました。 その中の一本がマグネシュウム補給でした。 その時の私にはぴったりな「補給」になったのでしょう。

 その後食欲が回復して(奇跡のような人)と介護の人に言われましたが、ヒトの命を

支えているのは「食べ物」です。

 食事で取り入れたもので、細胞は酸素を使い炭水化物や脂肪などを燃やしエネルギーを作り出します。しかし、その際にはならず活性酸素という分子も発生します。

 細胞の働きが正常であれば活性酸素も有効利用されるのですが、加齢とともに

有効利用できずに、細胞を傷つけてしまうから厄介です。 そういう時に役立つのが

野菜類に含まれる微量の成分なのです。