再来年に開催される「大阪.関西万博」がピンチになっています。
大阪万博には、世界の153の国と地域が参加を表明していています。
国の技術や文化を紹介する展示施設である「パビリオン」を設けることになっています。
パビリオンには3通りがあり、全てを負擔して建設、展示を行う場合と、主催側が準備した建物を借りて展示する国もありますし、1つの建物に何カ国かが展示する場合もあります。
前回の大阪万博をご覧になった方はお分かりでしょう。
全てを負担してパビリオンを建設する国が50カ国以上予定されているのです。
ところが、今日現在になっても、未だ1つの国からも「建設許可」の申請が届いていないノックダウンです。
申請があってから建設を始めるまでに4ヶ月、工事に着工して、来年7月に完成していなければならないはずなのに、未だ建設申請もないとは。
この状況では、会期をずらすことも考えられますが、政府は、会期をずらす事はないと言っています。
内容的にレベルの低い万博になってしまいそうです。
早々と入場料を決めてしまっていますが、このままでは前売券を買った人がバカを見ることになりそうですね。