昨夜の試合を最初から、じっくり見た人にしか
分からない、日本チームの「豹変」だった。
外国の反応はマジシャンかというものだったが、
猫が突然に豹になったという方が、ぴったりかと思う。
昨夜は試合の最中に、速報として書いた。
前半が終わったところで「司令塔のいない試合」
と、酷評したのだ。
私の判断は間違っていなかった。外国でも、
そのように思われていたらしい。
ところが、後半から「豹変」したのだ。
ドイツ選手は戸惑い、どうなっているんだと、
思っただろう。
立て続けにシュートを決められて浮足立った。
前半は、ドイツがボールをゆっくり回して、
日本の守備陣が上がってくるように誘い、
上がってきたところを急襲するという作戦の
ようだったが、後半の日本チームの早い動きに
かき回された。
二本のシュートの評価は高いが、外国の専門家
達は、キーパー権田と、森保監督を大きく
評価している。
監督の意図を正確に受け止め、それを実現させた
選手たちへの評価も高い。