5試合続けて1点差勝利。ベトナム戦ではボール支配率29%でPKの1点だけ
という戦いに、イラン戦が心配された。
その心配を吹き飛ばすきっかけになったのが南野のプレーだった。前半、南野
がゴールンに向かって走る。イランの選手が猛然と襲い掛かり南野が倒れる。
誰もが審判が笛を吹くとおもっていた。イランの選手たちは南野の方をみないで
後ろ向きになって審判にアピール体制に入ったが・・・南野は立ち上がりボールを
追い、ゴール前にボールをけり大迫が合わしてゴール!!
このシーンが起こる少し前に、この試合の勝ち負けはどちらかが「油断」するか、
「ミス」をした方だろう・・・と妻に解説していたので、あの瞬間に妻もイランの「油断」
に気がついたという。
どんな場合にも油断があってはならないという大きな教訓を得たし、それを呼び
込んだ南野の動きが良かった。
PKを奪ったのも南野から大迫に出したボールを相手がハンドしてのPKだった。
後半…原口は最近元気がないね・・名前が元気なのだから頑張れよ!!とTVの
前で言った3分後に彼が見事なシュートを放った。
もちろん、出場していた選手のみんながよく頑張ったから、この結果がついて
来たのだと思っている。それぞれが自分の役割を果たしていたのだと思う。
イランの監督は、試合後に引退を表明した。南野のあの瞬間からイランがダメに
あってしまったという。
そうだろう・・私もあの瞬間がすべてだったように思えるから。