クラブW杯(2016 FIFA Club World Cup)で、ビデオ判定技術
をFIFA主催大会で初めて導入すると発表した。
W杯を含めた主要大会でのビデオ判定採用に向けた動きを進める中、
レアル・マドリード(Real Madrid)も15日から出場する今大会で、
FIFAは新システムを試験運用する。
レッドカードの提示やPKの宣告といった試合の結果を左右し得る重要な
レッドカードの提示やPKの宣告といった試合の結果を左右し得る重要な
判定について、必要があれば現場の審判団に修正を依頼する。
クラブW杯の後も、テストはブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、オランダなど、
クラブW杯の後も、テストはブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、オランダなど、
12か国の大会で引き続き実施される予定となっている。
ビデオ判定は野球のメジャーリーグでは、多くの場面で採用されるように
なっている。日本のプロ野球では、ホームベースに関する場面と、ホームラン
に関する場面だけだったが、来シーズンからは2塁に関する場面も採用
されるようになっている。
メジャーでは、一塁での場面でのビデオ判定が多くなっている。
サッカーは、これまでゴールのボールがラインを超えて入っていたかどうか
だけがビデオ判定されていたが、今後はレッドカードの場面などに
採用されることで、審判の目をごまかすような、悪質なプレーが少なく
なるのではと期待している。
サッカーでは、なんでもあり、というような悪質なラフプレーが審判の
目の届かないところで行われてきた。
私はサッカーが大好きだが、このような悪質なプレーが多くなって失望
していたので、今回のFIFAの決定は大歓迎である。
これを機会にJ1もビデオ判定を採用してもらいたい。