同時刻の試合をチャネルを変えながら同時進行のゲームを楽しんでいた。
メキシコが勝つだろうと思っていたし、ドイツが韓国に勝つだろうとも思っていた。
スエーデンが素晴らしいゲーム展開で3-0とリードしたところでドイツー韓国戦に
決め込んで観戦していた。
どんどん時間が過ぎていくが、ドイツはシュートを連発するも枠を捉えられない。
このまま引き分けるとドイツの敗退が決まってしまう。 ドイツの選手たちの焦りが
観ている私たちにまで伝わってきて体が熱くなる。 結局はご存じのとおりの結果に
なってしまった。 CKから韓国が1点を奪うと、あせったドイツはGKまで攻撃に
加わって守りはがら空きの状態・・カウンターボールを奪った韓国が、がら空きの
ゴールに向かって蹴り込んで2-0の勝利。 ドイツにとっては歴史的で屈辱的な
敗戦だった。 17大会連続出場・19回目出場というのはブラジルの21回出場に
次いで2番目なのだから。 これまでに1次リーグ敗退は一度もないのだから。
前回優勝国として、ヨーロッパ予選では10連勝であっさりとW杯出場を決めて
いたチームだから・・今回も当然のこととしてブラジル、ベルギーと共に優勝候補
になっていた。 韓国の健闘も凄いと言えるが、ドイツの屈辱的な敗戦に胸が痛く
なってしまった。 歴史的な瞬間に立ち会ってしまったな・・と、思った。