先に結論を書くと、教科書を信用し、頼る人は生涯を通じてあまり成長しません。
学校とか教科書は、とても大切なのだけど、基本的に学校は、こういうことを覚えておくといいですよと導いてくれるところなのです。
人々が学ばなければならないことは、山のようにたくさんあります。
学校は、学問というものを生徒たちに、関心を持たせるために教えているのです。
ほんの少しだけ、いろんな教科を教えます。
いろんな教科の中から、生徒たちはそれぞれに自分の好きな学科を見つけ出します。
もちろん教師の能力や人柄にも影響されますが、生徒たちは自分の好きな学科を選び、それがその人の人生に大きな影響を与えるでしょう。
また学校は、集団生活の力を養う場でもあります。
集団生活の力というものは、とても大切なものです。
社会生活を送る上で、集団生活能力は人生に大きな影響を与えます。
いくら勉強ができても社会性が乏しいと、勉強したものを社会に生かせられません。
ですから、学校生活はとても大切なことなのです。
学校を卒業してから、夫々がどれほど本を読み、知識を高め、幅を広め、研究を積み、それを社会に還元できるかが問われます。
学校で教えられなかったとか、習わなかったと言うのは恥ずかしい言葉です。
学校は、生徒に学問について関心をもたせるだけの場だと知らない人は、時々「学校で習わなかった」などと言うものです。
教科書も先生も、入口を教えくれる存在なのですからね。
歴史の教科書などは、入り口というよりも戸口だけ教えているようなものです。
世界史、日本史など、深く学ぶと楽しいものですよ。世界の現在の動きまで理解できるようになれるでしょう。楽しい本をたくさん読みましょう。