中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

教えるが知らない教師も

このタイトルでは誤解を招きそうですが、教師を一概に悪く言うつもりはありません。

教育制度との関係もあり、教育行政との関わりもあって、教師たちは大変なのを知っているからです。

受験の在り方にも問題が有りますね。

例えばですが、受験のために中国史を覚えようと、ゴロ暗記などをする受験生がいます。

教える教師達も、指導要綱に従って教えるだけで、ご本人は詳しく知らないと言うことがありますね。

学校で教えるのは、こういう事も覚えておきなさいという程度の内容なのですが、教えられる生徒たちは、学校で習ったことが全てのように思い違いをしている場合が多いのです。

教師は、「自分で調べてしっかり理解するように」

などとは言わず、教科書が全てであるように教えます。

ですから、社会に出てから大卒の人が「そんなことは学校で教えられませんでした」などと、平気で恥ずかしいとも思わず言うのです。

秦の始皇帝という言葉を知っていても、それが説明できる人が少ないのは分かりますが、日本とアメリカが戦争したと言う近代の事も「学校で教えられなかった」などと言うのです。

そして、それが正当化されているのです。

カリキュラムの都合で時間が足りなくなって教えられなかった部分もあると、教師も生徒も、それで良しとしています。

教師は、私もあまり知らない、だから生徒たちはもっと自分で手学びなさいと言うべきだと私は思っています。

日本では、教師がやるべきではない雑用もやらされて多忙です。教師もまなぶ時間が足りないのかのしれません。

もっと書きたいのですが、長くなるといけないので、この辺で終わりますね。