多くの人はウクライナ情報や戦争に関心はあるものの、対岸の火事程度にしか思っていないかもね知れません。
でも、何が起こるか分からないのが世界の複雑ささです。
ウクライナの大統領が今日アメリカの議員たちに向かって演説します。
何のためだかおわかりでしょうか?
現況では、アメリカ国民は「参戦すべきではない」という人のほうが多く厭戦気味です。
丁度80年前もそうでした。
欧州でドイツのヒトラーが暴れ出した時にも、アメリカの国民が厭戦気味でしたのでアメリカは参戦しませんでした。
ところが、あのチャーチル英国首相が演説してから参戦へと舵を切りました。
ウクライナの大統領は、同じことを願っているのでしょう。
米国は今年は中間選挙の年です。
トランプ氏率いる共和党が有利な状態と言われています。
人気の低い民主党のバイデン大統領にとってはウクライナ問題は支持率回復に願ってもないChance到来でした。
強気にやるほど支持が増えます。
ロシアへの制裁を厳しくして上手く行っています。
あと少し強気で押せばロシアが崩れるかもと思えるほどです。
今なら体力のなっているロシアを潰すのに絶好の機会であり、バイデン大統領にとってはまたとないチャンスとも言えます。
しかし、これ以上追い詰めると窮鼠猫を噛む例えの通り、日本が真珠湾奇襲をやったように、何をするか分からない。
まさかとは思うが核を使う可能性は否定できない。