ウクライナへの侵攻に対してのロシアへの制裁がかつてないほどに厳しくなった。
これまでの制裁措置では、エネルギ取引の決済は見逃すことにしていましたが、G7としてはこれまでにない厳しい制裁を決定しました。
しかし、先日書きましたように、ロシアには強烈な制裁とはなりますが、今後の長い年月世界はとばっちりで辛い思いをすることになるでしょうね。
特にドイツ、イタリア、フランス、スペイン、日本など、ロシアから大量のエネルギー輸入をしている国は、その跳ね返りが国民に掛かってくるのは間違いないでしょう。
特に所得の低い人たち、家族にとってはかなりのダメージを受ける羽目になりそうですね。
覚悟しておきましょう。
世界経済にどんな影響が出るのか?
少なくとも良くなることはないでしょう。
株をやっている人は、兵器製造会社の株があがるのは間違いないでしょう。
もう上がっているのだろうけど。
イラク攻撃のとき、当時豪州の邦字新聞に月に一度五千字の寄稿を十数年間続けていたのですが、
イラクへの戦争開始は、アメリカ在庫の旧型兵器の消耗が大きな目的になるだろう、と書きました。
その予感は的中していたようです。
ロシアは思いの外のウクライナの反撃に手こずっているようですが、ロシアの諜報機関も気が付かぬうちに、米英から最新兵器がウクライナに入っていたのです。
これで、今後のウクライナとの交渉が、よりきびしいものになるような気がします。
以前に書いた妥協案の中では、国の真ん中を流れる川を境にロシアが要求するかもしれない。
思っていたより長引きそうですね。
ロシアをというか、プーチン大統領を本気にさせてしまった感じがします。