将棋B級1組での総当たり戦の最終戦で藤井五冠が勝ち、10勝2敗として、わずか一年でA級入を決めました。
B級1組には13人の棋士がおり、総当たり戦で勝率の高い人が二人だけA級に上がれます。
A級で最高の勝率を挙げれば「名人位」の挑戦権を得られるので、このあとの藤井五冠に注目です。
このA級に属していなければ名人にはなれないのです。
A級には二人が昇級でき、二人が降級することになっています。
今後、藤井聡太さんが勝ち進み、名人への挑戦権を得て、名人戦7番勝負に勝って名人位を奪うことができれば、史上最年少の名人が誕生する可能性があります。
A級戦でトップの成績を狙いながら、現在持っている五冠の防衛戦も戦って行くのですから、スケジュール的にも厳しくなって来ます。
誰もが、最年少名人の誕生を待ち望んでいます。