ほぼ寝たきりの病人が、何でストップウォッチなどを買ったのでしょう。
謎々のようですね。
ベッドに寝ているというのは楽ではなく、苦痛なのですね。
見た目は楽に見えるでしょうが、実は苦行なのです。
少し体調が戻り、ベッドから離れられる(立ち上がれる)事ができるようになると、もっともっとその機会が欲しくなるのです。
最初は自分でキッチンで水を飲む程度のことから始まり、いろいろ自分のことは自分でやろうとしています。
ところが、偽関節と言うことが原因なのか、座ったり、立ったりしていると痛さで我慢出来なくなってしまうのです。
寝てばかりしていると、どんどん筋肉が落ち、ますます歩けなくなって補助が必要となってしまうので、何とかして筋肉を付けようと努力するのですが。
そこで、ベッドから離れるときにストップウォッチを押し、ぎりぎりでベッドに戻るまで何分経過しているかを詳しくチェックしようというわけです。
昨日届いて、調子に乗って色々と試したのですが、
今日は、その反動で痛くて何も出来ない。
年寄りの冷や水って言いますが、言い得て妙です。