中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢.何が起こるか分からない(8)

前回までは、突然に寝たきりとなってから、介護保険の認定を受けるまでのギクシャクとした流れを書きました。

介護を受けたい時に受けられずという思いは辛かった。現在の介護保険は、認知症の人を基準に考えているようです。

それだけ認知症の人が多いということでしょう。

30年前にオーストラリア.パースに住んだ時、地元の人から、日本人は平均寿命が長いと自慢するが、その多くは認知症じゃないですか。

貴方のために教えてあげましょう。油はオリーブ油にしなさい。それだけでも随分違ってきますよと。

WAGYUを考えだした知恵者だけにアドバイスも適切だろうと思い、30年前から全てオリーブ油を使っております。

何度転んでもいいが、何度立ち上がれるか問題だと言う言葉があります。

調査員が、来られた日に神戸新聞から取材に来られました。

昨年から、人はどのように歳を取っていくのかという趣旨の記事を書いてきましたが、それが目に止まった事で、半年間分も遡って記事を読んでくださったそうです。

丁度寝たきりになった事を知り、それでもブログを更新しているということで取材に来られました。

すばらしい記事を掲載してくださいました。

そういう事も私の背中を押してくださいました。

偽関節は治らなくとも、可能な限り立ち上がろうと筋肉を鍛えようとベッドの上でも試行錯誤しながら毎日を過ごしています。

もう直ぐ87歳の誕生日を迎えます。

昨夜、母の写真に「未だ迎えに来ないでね」と言うと、にっこり微笑んでくれました。

写真は、見る人の心によって、様々な表情に見えるものですね。

毎日を楽しく、いきいきと生きる、それが望みであり、生きる目標でもあります。

立ち上がりつつあります。