この二人のことを話題にする時に、我が家では大谷くん、藤井君と呼んでいる。
しかしこうして記事にする時には、大谷くん藤井君とは書けないのでいつも面倒なのです。
大谷君は昨日27歳になりました。藤井君はまだ18歳です。
しかしこの二人とも、とてもじゃないですが、何々くんなどと気安く呼べるような人ではなくなって、とても遠い存在になって仕舞っています。
藤井君の場合はもう2年前から記事に書くときは藤井さんと書いてきた。 大谷くんの場合は大谷選手と書いてきた。
二人とも本当に大きな存在になった。
藤井聡太さんは18歳で将棋の8冠の中で、王位、棋聖の2冠を持っていて、先日九段に昇段したのです。10代で九段になったのは将棋界で初めてのことであり、それほどすごいことなのです。
私が10回生まれ変わっても100%藤井さんの足下にも及ばない。私は将棋連盟からアマチュアの3段を授与されていますが、藤井さんとは月とすっぽん以上の差があるすごい人なのです。
大谷翔平さんのことは、もうすでに皆さんもよくご存知でしょうが、忘れてはならないのは今大谷選手がやっていることは歴史的な事なのですう。
よく100年前のベイブルースと比べられますが、そういうことは100年前まで遡らないと比べられないという大きな存在だということなのです。
大谷選手がベーブルースとか過去の偉大な選手達と比べられるということは、すなわちそれだけ歴史的な選手だと多くの人が認めているという証拠なのです。 そういう選手を私たちは今毎日のように見られると言う、そういう幸せを私は感じています。
たぶん多くの人は嘘嘘と思いながら見ているでしょうし、本当かと疑いながら翌日の試合の結果も見ているでしょう。
だんだんとこれは本物だなと思っているでしょうが、もうそういう見方はやめましょう。
それよりも100年に1度いるかいないかという選手を目の当たりにできるという幸せを感じながら試合を見るほうがよほど楽しい思います。
今日、大谷選手がベンチに引き下がってからの姿を映像で見て、アメリカでは彼はまだ最後まで投げたかったのではないかと言う話題になっているようです。
私はあの画面を見たときに妻に言いました。 大谷選手は、あの満塁の場面でなぜ打てなかったのだろうかなどといろいろと心の中で考えながらベンチに黙々と座っているなと思って見ていました。
まだ投手としての大谷選手はトミーリージョーンズ手術から完全に立ち直っているとは思いません。
それはダルビッシュ選手の場合も同じでした。
ですから大谷投手としてはこれからまだ大きな伸びしろがあるのではないでしょうか。
バッターとしてはすでに成績を残していますが、今日の観客の中からホームラン王がピッチャーをしているという子供たちの声が上がっていたみたいです。
面白い表現ですね、両リーグのホームラン王争いのトップを走っている大谷選手が投げているなんて子供達にも不思議な感じなのでしょう。私たちは今そんな珍しい偉大な選手を見られる幸せをもっともっと素直に感じていこうではありませんか。