ウガンダの五輪選手が来日し、9人のうちの一人の陽性が判明しました。
問題は、この後のことです。
ウガンダから日本まで9人が一緒にやってきて、そのうちの一人が陽性になった場合、当然残りの8人が濃厚接触者だと判断して、隔離とか再検査とかすべきだと思うのですが、空港の検疫ではそういう判断ができないので、事前合宿地の大阪府の泉佐野市まで8人をバスで移動しました。
こういう場合に、誰が濃厚接触者と決めることができるのかということです。
濃厚接触者と判断できるのは内閣府と保健所だけということです。
そうならば、政府に連絡して判断を仰いでもいいはずです。
ところが成田の検疫は、バスで8人を大阪府の泉佐野市まで送り、泉佐野市の保健所に判断を任せたということになります。
泉佐野市の保健所では濃厚接触者だと判断し、PCR検査をしましたが全員が陰性だったと言われていました。
ところがが今日、8人のうちの一人が陽性だったことが判明しました。
今回のことで、とばっちりを受けたのはバスの運転手でした。
今度の場合は9人という人数ですから良かったですが、一度に100人ともなれば対応できないでしょう。
検疫体制の問題は以前から何度も不備だと指摘されています。
菅総理大臣の口癖の、安全安心と言うスローガンは最初の第一歩から不備だと言うことが露呈しています。
選手団と関係者がこれからどっと来日します。
ワクチン接種をしていても陽性者が紛れているのは
間違いありません。
先ずは、わが身を守って下さいね。何が起こるか予測不能ですから。