中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

少しだけだけど・・菅内閣に期待していること

 菅内閣に期待できることは何か? 問題の神髄は、菅さん本人が

考えるのか、菅さんを取り巻く人たちが考え、菅さんが、それを取り入れ

るのかでも、違ってくるかもしれない。

 しかし、そのどちらでもよい。 要は菅さんが本腰を入れて取り組むか

どうかだとおもう。 総裁選に立候補した時から日が浅く、総理になって

二日目で、まだまだ菅内閣の骨格は見えてこない。 その中で私が期待

していることがある。 これまで私が何度も書いてきたようなことに取り組

んでくださるというから・・ひょっとして・・このブログを読んで下さっていた

のかもしれないと・・・そんなことがあるはずがないのは分かっています・・

冗談ですよ・・・・

 それでも、国民の多くの声を知っている、それに対して行動を起こそうと

している・・・ということは読み取れるのが嬉しいし、期待できるかもと思ったり

する。  いくつかを取り上げておきたい。 「あしき前例主義打破」を前面に

出しているということは大いに評価できる。 日本は「悪しき前例」によって

これまでどんなに後れを取ってきたことか。 なにが「悪しき前例」なのかを

しっかり胸に刻んで改革に取り組んでもらいたい。

 「縦割り行政の見直し」も掲げている。 記者会見では、こんな縦割り行政の

悪例もある・・ということを河野行政改革大臣に直接ぶつけてもらいたい・・と

いうことだった。 そのものいいでは、縦割り行政のひどさが菅さんには未だ

理解されていないようにも思えるので、いささか??がつく。

 菅さんには、ぜひとも外国の横繋り行政の素晴らしさをよく理解している人が

側近についてほしいものだと願っている。 改革の中で、ぜひとも取り組んで

ほしいのが、日本の文書過多の行政の改革である。 日本の行政は、分かりにくい

文章を多発する「悪しき例」がおおい。 今回のコロナ禍の中でも、なるべくなら

払いたくない・・・申請者をふるい落としたい・・と言わんばかりに分りにくい書類を

作成させる・・・という役所意識がありすぎる。 日本の役所は、末端までこの

ような気配がみられる。 もう一つ、世界から大きく遅れているデジタル化問題の

早急な解決だ。 もう一つは・・菅さんの主張ではなく石破さんの考え方だが、

東京一点集中主義改革に取り組んでいただきたい。  日本を大きく変えるため

には、政治家と官僚の考え方を大きく変えてもらうしかない。 コロナ後の巨大

赤字国債と、どのように向き合いながら、少子化のなかで、どのように国力を

維持していくのか、肥りすぎている部分を削ぎ落しながら、身軽に改革を図って

もらいたいものだ。