中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

閣内まで縦割りか

菅首相は、就任時に縦割り行政を撤廃すると強調した。

あれは、全くの嘘だった。と言うより、菅さんは縦割り行政の何が悪いのさえ知らないようなのだ。

縦割り行政が不評であることだけ知っていて、あのような見得を切ったのだろう。

縦割り行政の悪癖に振り回された経験者だけが、縦割り行政がどれほどひどいものかを知っている。

日本の場合は中央官庁だけでなく、地方の行政までが縦割り行政になっている。

兵庫県でも同じなのです。同じ部局内でも、隣の机であっても、そこに薄いカーテンがぶら下がっているだけで、情報が共有されないのです。

オーストラリアの経験から言うと、そんな事はあり得ない。常に情報が共有されているから処理が早く、国民を困らせない。

コロナ禍の中での助成金処理が早かったと評判の英國やフランスも行政は情報共有されているからできることなのです。

河野大臣は、一日80万回の接種を進めて来たのに、菅首相が一日100万回以上と煽るから、ワクチン手当が狂ってきたと弁明している。

それはおかしいだろう。

首相と担当大臣の間でさえ連絡不足、認識論共有が出来ていなくて、バラバラに発言する。

今回の酒卸店への圧力も首相は知らなかったと言う。あれひど酷い圧力を西村大臣が勝手にやったと言うのか。

菅さんが浮いてしまっているのか、官僚たちが勝手すぎるのか?

末期症状の菅政権は、五輪次第では崩壊するだろう。