第100代の岸田内閣が発表された。
イマイチ分かりづらい顔ぶれだ。
初めて大臣になる人が13人もいる。
以前からあった、新大臣1人ずつの記者会見が配色されたこともあって、新大臣の所信を聞く機会もない。
派閥のバランスを取るために大臣の数を増やし、いわゆる軽い大臣も含まれる。
一口に大臣とは言うものの、その重みには大きな差があるものだ。
今度ワクチン担当大臣になった人は、賢い人らしいが、彼女をよく知る人に言わせると新型コロナウィルスのことなどあまりご存知じゃないと思う、もっと他の大臣になっていれば力も発揮出来るだろうに、と言う。
女性大臣を増やしたいために入れたのだろうが、適材適所と言うわけには行かなかったのだろう。
同じような例が他にもあるようで、新大臣の中で、今後頭角を現すのは誰だろうか?
菅さんのように、就任時に(縦割り行政を変える)
と言いながら、何も出来ないと失望感が出るが、岸田さんは、そのような具体的なことは何も言わない。
世渡りが上手なのかずるいのか。
まだその正体を見せていない。
半年もすれば見えてくるものがあるだろう。
内閣でなく、党の人事という観点から見れば、甘利幹事長は二階さんよりたちが悪いのではと案じているが、もうすこし様子を見たい。