菅首相が誕生したときは、いくらか期待を持っていた。
掲げた目標がよかったからだった。 縦割り行政の見直し。
既得権益を許さない。過去の間違った「前例」にとらわれない。
これらは、これまで私がいつも考えていたことだった。
だからこそ、菅政権に期待を持ってしまった。
ところがである・・・。どうもこれらの項目も官僚が書いた
ものをそのまま利用しているに過ぎないのではないかと、おもう
ようになっている。なぜならば、彼はほとんどの場合、自分の
言葉でしゃべっていいないからだ。 メモを見ながらの棒読みに
徹している。 彼の頭の中は空っぽなのではないかとさえ疑って
しまう。 スガではなくスカスカなのではないかと。
逃げるのは安部さん譲りでうまい。はぐらかす、答えない。
任期は安部さんの残りだから来年秋までだ。そこで、安部さんが
3回目の登板を狙っているのではないかとささやかれている。
国民がしっかりしないから、いわゆる「政治屋」にしてやられて
しまっている。戦後、ここまで日本を支えてきた骨のある政治家
というタイプの人たちが政治屋に振り回されているのが現状だろう。
先をみないで足元ばかり見ている。国民のご機嫌取りに終始して
いる。もう死にそうな私が案じているのは、このままでは、日本は
軽い国になり果ててしまうのではということだ。