１昨日にも書いたが、いよいよ安倍首相は「特別秘密保護法案」
を国会に提出した。
国会の数の論理でいえば成立は間違いないが、安倍首相の
目指す方向性がはっきり見える法案だともいえる。
安倍は最終の目標として憲法改正を考えているが、今回のこの法案は
それらの下敷きとなる重要なものだといえる。
しかも、外交秘密などを「永久に隠すことも可能」だというから、恐ろしい
法案だ。何をやっても、国民をどんなに騙しても、いつまでも隠し通せると
いう法律である。
このような法案が通ると、世の中は暗くなっていく。
政府にはいろんな秘密が存在することは理解できるが、その重要度に
よって、５年で公開、１０年で公開というように、国民に公開することを
前提としなければならないのに、「永久に公開しないこともある」というのは
秘密保護ではなく暗黒政治につながりかねない。
安倍の本性をみたり！！と私は思っている。
彼に政治を任せておけば、やがて戦争も辞さない時代がやってくるのではと
案じている。
世間の人々は、政治の裏に隠されたことに疎い。
もっと、眼を見開いて、しっかり政治を監視していなければ恐ろしい泥沼に
引きずり込まれかねない。
