いろんな研究結果が報告される。それらが、どこまで信じるに
足りるのかは分からない。 しかし、関心を持って、今後の研究
結果を待ちたいとおもえる研究もある。次のニュースは、そのうちの
一つだと言っていいかもしれないですね。
回復した男性が4カ月半後に再感染したことを確認したと発表した。
最初の感染とは別のウイルス株だったことが実証された再感染の
ケースとしては世界初です。
研究者は、集団免疫が獲得されても、ウイルスの流行が継続する
可能性を示唆しているとの見方を示した。
研究によると、香港の男性(33)は4月、コロナ感染症から回復し
退院。しかし、今月15日、英国経由でスペインから香港に戻った際、
コロナ検査で陽性が判明した。
2回目の感染では1回目とは異なるコロナウイルス株に感染して
おり、無症状だったという。
研究者は「ワクチン接種に意味がないことを示しているわけでは
ない」と強調。「ワクチン接種と自然感染を通じた免疫獲得は異なる
可能性がある」とし、「ワクチンの効果を見極めるため、臨床の結果を
待つ必要がある」と述べた。
中国の疫学専門家は5月、同国での再感染率が暫定ベースで
5─15%と発表していた。 世界保健機関(WHO)の伝染病学者は、
香港で示されたケースを踏まえて結論を急ぐ必要はないと、慎重な
見方を示した。英国の専門家もロイターに対し、単一の観察結果から
根拠ある推論に導くことは困難とコメントしている。